Uri Sarang

愛してると伝えにいくよ

さよならは突然だった。

 

 


 
3月13日、こやまくんが結婚を発表した。
1個前のブログに綴った気持ちに嘘は何一つなくて、すごく嬉しかった。
 
結婚で担降りなんて、これまで何があってもついてきたこちらの根性舐めんな!なんて思っていた、正直。
 
こやまくんが結婚しても、ずっと変わらずわたしは小山担でいるものだと思っていたし、NEWSはずっとこの先もわたしの人生の傍にあると信じて疑わなかった。
 
 
 
 
 
そこからわずか3日後。
こやまくんとさよならすることを決めた。
 
 
 
 
わたしは不器用なので、1か100かみたいな生き方しか出来ない。
他の人がどうとか関係なく、中途半端に何かをするとか決めるとか、そういうことが苦手なんだと思う。
これまでの数々の人生の転機を振り返ってみると、どの場面も自分で振り切って決めることで、半ば言い聞かせながら前を向いて進もうとしてきた。
 
だから、こやまくんとさよならを決めたことに迷いはなかった。
 
 
 
アイドルって何なんだろう、こやまくんはどんなアイドルでいようと思っているんだろう、既婚者の自分を全面に押し出してアイドルをする意味って何?
 
わたしにはどんなに考えても、結婚指輪であろう指輪を嵌めたままでメディアに出てきたこやまくんを理解することが出来なかった。
 
 
 
文句を言いながら小山担を続ける道もあると思う。
これまでだって決して、こやまくんの思想と私自身の思想がピッタリ合うだなんて思ってこなかった。
だから今回の、言ってしまえば価値観の違いから生まれた感情も、もしかしたら消化できたのかもしれない。
 
ただ、これまでと違って今回の出来事は、私自身の考えるアイドル像に大きく影響してくる事案だった。
だから離れることにした、それだけのこと。
 
 
 
 
それに、いやそれ本当にその人のこと好きなの?みたいな文句を言いながら、それでも辞める選択は出来ないオタクにはなりたくなかった。
 
そもそも1か100かしか出来ないようなわたしに、そんな複雑な感情を抱えたままこれまで通りのオタ活をしていく、なんて難しいことは出来るわけがない。
 
 
 
 
 
 
自分の選択に後悔はしていない。
 
それでも何でだろうね、決めた日から、というか、まだ決めかねていて自分の気持ちを見定めていた期間も含めてずっと、ずっと苦しいの。
 
 
決めて数日はショックだったのかなんなのか、ご飯を食べる気になれなかった日もあったし、突然涙が止まらなくなって、寝れなくなってしまう夜も少なくなかった。
 
今もまだその節はあるかもしれないんだけど、前を向こうとする気持ちとは裏腹に、なんだか追いついていない部分が大きすぎた。
 
 
 
そんな見るからに困った状態のわたしを見かねて、彼氏が断捨離を提案してくれた。
いい機会だと思って、思い切って家中の紫のものはほぼ一掃したし、グッズやら何やらもCD・DVD以外は捨てた。
 
物理的に一区切りついた分スッキリして、もう大丈夫だなって思ってた。
 
 
 
 
 
 
区切りをつけたはずだったのに、程度は軽くなったにせよ苦しさは拭えなくて。
 
所謂担降りがこんなに苦しいなんて思っていなかった。
 
わたなべくんに会えたら答えが出るかな、なんて思っていたけど、こやまくんに向けていた感情とわたなべくんに向けている感情は似ているようで違うから、当たり前のように答えは出なかった。
 
 
 
 
それでも、ドームが終わったら書こうと決めていたので、感情を整理するという名目でブログを書き始めてから数分、涙が止まらなくて。
 
飛行機でブログを立ち上げたことを後悔してます(笑)
ごめんなさいね、不審者ですね(笑)
 
 
 
 
 
 
あの日からずっと、NEWSの曲が聴けなかった。
なんなら、こやまくんを目にすることが辛くて、曲を聴けないどころか、SNSで目にすることも避けている。
 
まだ感情を整理しきれていない自分を守ろうとする防御反応なのかもしれない。
 
こやまくんとさよならしてもNEWSのことはきっとこの先もずっと大好きって思ってたし、そんなあからさまに避けなくても大丈夫っしょ、ただこやまくんがわたしにとって特別じゃなくなっただけ、ただそれだけって思っていたから、そんな自分がショックで仕方なかった。
 
 
 
何せ10年も好きだった。
 
こやまくんがわたしのすべて、みたいに思っていた日々もあったし、こやまくんがいたから乗り越えられてきたことなんて数え切れないくらいたくさんあった。
 
部活も、受験も、実習も、国家試験も、コロナ禍とともに幕を開けた社会人生活も、日々の本当に小さな辛いことの数々も、NEWSが、こやまくんの存在があったから頑張れた。
 
たくさん支えてもらってきたし、こやまくん私たちのこと大好きじゃーん!って調子乗っちゃうくらい分かりやすく愛してもらってきた。
 
 
 
 
 
それに何よりも、NEWSのおかげで仲良くなれた友人達と過ごした日々が私にとって特別だった。
 
相棒の家に週一くらいのスパンで転がり込んでたツアー期間とか、地元公演の時は民泊ばりに実家にオタクが代わる代わる泊まりに来てたこととか、会場前でうちわ死ぬほど並べまくって(というか縦に連ねて笑)周りのオタクをざわつかせたりとか、MC再演しては爆笑したりとか、一緒に泣いて笑って駆け抜けてきた日々が本当に全部愛おしくて。
 
それぞれ好みとかオタクとしてのポリシーとか諸々の違いはあるけれど、ここ!っていうところの価値観がこんなに合致する人達がたくさんいる現場なんて、もうこの先ないかもしれない。
 
みんなとの関係が切れる訳ではないって信じているけども、現場を離れる分会える頻度は少なくなってしまうだろうし、離れるって決めたのは自分なくせに寂しくて仕方ない。
 
戻れない日々が恋しすぎて、きっとわたしはNEWSとかこやまくんとかそこよりも、NEWSをきっかけにして重ねてきた日々が途切れてしまうことに未練があるんだと思う。
 
 
文字にしてて改めて気づいたんだけど、本当わたしはNEWSの現場で一緒になる友人達のことが大好き過ぎるんですよね。
だから寂しいし、一生ウジウジし続けてしまう(笑)
 
こんな感情になるきっかけをつくったのはこやまくんだからね!?って気持ちが心のどこかにあるから、こやまくんを見るとしんどくなってしまうんだと思う(笑)
 
つくづくオタクって勝手だよなぁと思います、この間まで大好きって言ってたくせにな!!!
 
 
 
 
 
 
きっと時間が解決してくれる、
この1ヶ月くらいの間に、色んな人にそう声をかけてもらってきた。
 
NEWSと離れた日々を重ねていく中で、もしかしたらまたNEWSの傍に戻りたいって思うかもしれないし、離れた生活に順応できるようになっていくかもしれない。
 
だから無理に白黒ハッキリつけようとしないで、その時々の自分自身の気持ちの変化に付き合っていこうと思います。
 
こんな鬱々とした気持ちを残しておいたところで何の救いにもならないのかもしれないし、大好きな誰かを傷つけてしまうかもしれないんだけど、ちゃんとわたしが自分で自分の決めたことに向き合って、前に進んでいくために敢えてブログという形で残すことにした。
ごめんね、許してね。
 
 
 
 
NEWSと出会って、小山担として駆け抜けてきた10年間。
辛いこともあったけど、何にも変え難い人生の財産になる日々でした。
 
こやまくん、
愛してくれて、
愛させてくれてありがとう。
 
 
こやまくんはこやまくんを幸せにしてくれる人達と、どうかこの先も幸せでいてね。
 
またいつかどこかでこやまくんの人生とわたしの人生が重なる時が来たら、その時はお互い笑顔でいられますように。
 
 
たくさん幸せにしてくれてありがとう、またね。